今回は棟札のお話しをいたします。
家族の幸せの願いを包んで、新築住宅が着工し、建方工事(たてかたこうじ)がいよいよ始まり
2×4工法のパネル・屋根トラスを現場で大工が設計図通りに組立ていきます。
建方工事完了後に、地鎮祭を実施した際に、同時にいただきました
棟札(むねふだ)を屋根の部分に取付ます。棟札の裏側には、
・お客様(施主様)の名前
・上棟日(元号の日付の記入が古くから慣習になっております。)
・設計・施工者(かっては大工の棟梁の名前を明記、近年では、建築施工業者名を記載することが多いです。)
を記入して、屋根の棟木(むなぎ)部分や小屋束(こやつか)部分に、表を南側・もしくは東側に向けて
結わいて取付を行います。取付日は大安が望ましいとされており、ユピテルハウスは大安の日に取付を行っています。
建物が完成して、普段は見ることがない棟札ですけれども
新居での新しい生活はじまり、未来への楽しい夢があふれる家族を
屋根の中の上の方から守護神のごとく見守ってくださるでしょう。
それでは、また。