こんにちわ。マラソン帰りでヘロヘロのながたです。
総大将（上長）から電話があり
半田シティマラソンにエントリーしていたＮ脇店長が持病の喘息の為欠席するとの事で
まさかの代打RUNが発動する事になりました。

そしてながたは３０代男子として半田シティマラソンを走る事になりました。
５キロ。
今回はそんな話。
写真は走る前、まだ元気だった頃のながた。他

元々応援には行くつもりでいたのだが
走る予定はなかったので、まったく仕上がっていない。
１３日の稲沢マラソンを控え、未だ仕上がっていない事自体問題なのだが
そこはまぁ、イロイロあるのだ。

しかも今回は病気で出られないＮ脇店長の思いを胸に走るのだ。
ゼッケンに書かれたＮ脇店長の名前と３０代男子の肩書が重い。

半田店、コンサル部門の方々とも合流し

再度記念撮影。

まだ元気なながた。他。

靴を忘れたと革靴で挑む者、
Ｔシャツの発注リストから何故か漏れており、当日まで全員Ｔシャツの事実を知らない者...
それぞれの思いを胸に会場入りした。
会場では半田のＪｒブラスバンド部の方々が生演奏して下さっており、
完全に雰囲気に圧倒された。
ここは私と一番無縁の場所だ。

奇しくもマラソンの定番曲"負けないで"が演奏されており
いやがおうにもマラソンムードが盛り上がる。
そんな中、テンションの上がっている我々は再度記念撮影をしていた。

３０代男子に紛れ、スタートを切ると
それはものすごいスピードでみんな走りだした。

これは５０ｍ走だったっけ？と謎の疑問さえ湧き上がる。
奴らは本気だ。
完全に本気の人ペースに飲み込まれ
トラックを出るまでに限界が来ている。

そしてまだ沿道にも出ていないのに靴ひももほどけている。
しかも両足。
さすがにトラック内で直すのはカッコ悪いので沿道まで出てそっと結び直した...
そしてさりげなく列に戻り何事もなかったかのように走り始めた。

流石、ＨＰにアップダウンの多いコースがヤミツキ！と書いてあるだけの事はあり、
確かに坂道の多いコースだ。
もういっそ転がっていきたい。
しかしながらこんなエセランナーの私如きに半田市民の方々が優しく応援して下さっている...
懐の広い県民性だ。

正直、こんなにも応援で頑張れるとは思っていなかった。
あの真夏の黄色いＴシャツ着て走っているランナーさんが言っていた事は嘘じゃなかったんだ!!!
と新たな発見をしつつ、なんとか折り返し地点までは頑張った。

暖かく応援して下さったのに、
顔も上げられず、挨拶も出来ず、本当に申し訳なかった。
他のランナーさんで一人づつお礼を述べている方もいらっしゃり、朦朧としながら尊敬していた。

折り返し地点を超えると、いよいよ私の体力も限界に差し掛かり
ついに失速し始めた。
応援して下さる方の前を通る時のみ走るという姑息な方法でじわりじわりとゴールに近づいていく。

半田マラソンにはハイタッチゾーンなるコーナーがあり
ランナーとハイタッチ出来るのだが
これが地味に長い。
そもそもこんな一市民とハイタッチしたいのか謎なのだが
ちびっこから大人まで私の為に手を出してくれているのだ。

こんな汗でこしめった手のひらで良ければいくらでも叩いてくれて構わない。
こっちもアイドルにでもなった気持ちでさわやかに駆け抜けられる。

ハイタッチゾーンを抜けた途端にすぐ失速したのは言うまでもないが。

そんな感じで気づけばブルーボックス最下位だった私の視界に
緑店のＮ野くんを捉えた。
その前には半田店のＥ村店長もいる。
なんとか自力で追いつきたかったが
最後はＮ野くんとＥ村さんの温情で３人仲良くゴールする事が出来た。