銀杏の美味しい季節になりました。
稲沢の祖父江は、日本有数の銀杏の産地。秋になると約1万本ものイチョウの木が黄金色に染まります。
11月にはそぶえイチョウ黄葉祭も開催され、稲沢市のマスコットキャラクターのいなッピーもイチョウモチーフが取り入れられているほど、地元では愛されている食材。
そんなイチョウの産地ならではの銀杏、美味しい食べ方と薬効についてご紹介します!
実は銀杏は咳にいいらしい
銀杏の木は古くは仏閣や屋敷周りに植えられていましたが、生産を目的とした銀杏栽培において、祖父江町はもっとも古いと言われています。
銀杏栽培では歴史ある場所なんですね。
銀杏はドイツでは葉っぱが医薬品として認証されているなど、その薬効成分にも期待されているようです。
しかし一般的に食べるのは実の部分。銀杏の実は咳を鎮め、痰を除去する作用があると言われています。
風邪の時にはピッタリの食べ物です。
殻が面倒そうだけど、簡単に銀杏は調理できる
銀杏の食べ方は簡単。ナイロン袋に入れた銀杏を、上からハンマーなどで叩いて割れ目を入れます。
そして封筒に入れて、封をせずに電子レンジで1分加熱するだけ。
お好みで封筒に塩を入れて、後でフリフリするのも良いそうです。
銀杏を美味しく食べる別の方法としては割れ目を入れた銀杏をフライパンに入れ、中火で炒ります。
じわじわと中身が出てきたら、醤油をかるく回し入れてみてください。
香ばしい銀杏が味わえて、塩の時とはまた違う味わいになっておすすめです。
丁寧に実だけを出して、銀杏ご飯にしたりするのも美味しいですね。
稲沢の特産品で、秋の味覚の銀杏、ぜひ楽しんでみてください!