一宮はもともと繊維業が盛んで、繊維の街として発展してきました。
昭和25年ごろから、ガチャマン景気で大きく拡大。その意味は、「(織機を)ガチャンと織れば万の金が儲かる」といった含意から「ガチャマン」と言われたことに由来します。
そんな繊維の街一宮は、現在のコスプレ文化を応援すべく「コスチュームタウンプロジェクト」なるものを始動させていました。
繊維技術の活用とコスプレ披露の場
このプロジェクトの概要については、以下のように書いてありました。
一宮市が持つ高い繊維に関する技術(モノづくりの技術)や豊富にストックされた生地等を活用し、認知度が高まりつつあるサブカルチャーの一つである「コスプレ」に着目し、仮装衣装製作のための助言などを行うとともに、市内に存在する観光資源を活用し、衣装の披露の場を提供することで、地域の活性化を目指すプロジェクトです。(公式サイトより)
繊維の街としての元気を、一宮商工会が発起人となって取り戻そうという発案なんですね。
日本三大七夕祭り七夕まつりにもパレードが
その一環として、コスプレイヤーさんたちによるパレードも七夕まつりで行われています。
3年前には世界的に有名なコスプレイベント「一宮七夕まつりコスプレパレード with WCS 」の誘致に成功し、選ばれた世界各国のコスプレイヤーさん250名が町を練り歩いたそうです。
その後も、文化は根付いていて、街ではコスプレ撮影している方もたくさんいらっしゃるそうです。
日経ビジネスでもそのことが取材されています。
「コスプレ」に託す地場産業の未来:日経ビジネスオンライン
実はすごかった一宮のコスプレタウン構想。
毎月第4日曜日は、一宮の駅ビルiビルの施設周辺を開放しているそうです。
この時はたくさんのコスプレイヤーさんたちが集まるので、見に行ってみるのも楽しそうですね。