ユピテルハウスの新築物件の構造のお話しです。
今回は構造材の材種についてお話しします。
ユピテルハウスは前にもご紹介した通り
基本構造は木造枠組工法です。
ツーバイフォー工法と一般には知られております。
もともとツーバイフォーは主に北アメリカの地域で
発生した工法と言われており、
北米大陸の広大な森林地域の木材を使用して
たくさんの住宅が供給されてきました。
そのツーバイフォー工法が日本に伝わり
北米大陸から製材された204材(ベイマツ)が輸入されて
こんにちまで建築されてきた歴史があります。
2年前の2021年はウッドショックと呼ばれる
世界的な木材価格の高騰、資材不足の発生など、木材輸入に関して
不安定な状況が発生いたしました。
その状況から、国産の杉材の更なる活用を政官民一体となって
始める動きがおこり、国内の林業業界の活性化が図られて
今年あたりからは、204材の国産の杉材の安定供給が進んできています。
ユピテルハウスはその時代の状況を判断して
新築物件の構造材に国産材の杉材を使用を開始しております。
日本産の優秀な構造建築材である 杉 を有効活用して
林業の活性化、森林の保護等の目的が達成されると思うと
少し気持ちがほっこりする
今日、このごろです。