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2020/05/22(Fri) このエントリーをはてなブックマークに追加

半田市の新美南吉と「ごんぎつね」のふるさとを巡る

「ごんぎつね」の物語を知っていますか?
誰もが一度は小学校の教科書や学校の図書館で読んだことがあるはずです。

昔、中山というお城の近くの山に、ごんと呼ばれるひとりぼっちのキツネが住んでいましたが、ごんは近くの村に出てはいたずらばかりしていました。村には兵十という名の若者が、病気の母と2人で貧しい暮らしをしていました。ある時、ごんは兵十が川で捕ったウナギをいたずらして横取りします。実はそのウナギは、兵十が病床に伏している母に食べさせるために必死で捕ったものでした。その後まもなく、兵十の母は亡くなります。ウナギを食べられずに亡くなった兵十の母を思い、ごんは自分のしたことを深く後悔します。それからごんは、自分のしてしまったことを少しでも償おうと、毎日兵十の家の軒先に行って自分で拾った栗やマツタケを置いていきます。何も知らない兵十は、ある日家の辺りでごんを見つけて、またいたずらをしに来たのだと勘違いして、ごんを火縄銃で撃ち殺してしまいます。
この悲しい結末が印象に残っているという方が多いのではないでしょうか?

この物語の作者は昭和初期に活躍した作家、新美南吉です。新美南吉は半田市の出身です。
有名なごんぎつねの物語は、南吉が半田第二尋常小学校(現半田市立岩滑小学校)の教員をしていた18歳のときに書いた作品です。

半田市内には新美南吉、そしてごんぎつねにゆかりのある史跡が数々残されています。

表紙用.jpg

新美南吉の生家

新美南吉は大正2年(1913年)に現在の半田市北部の岩滑(やなべ)に生まれました。実家は畳屋を営んでいました。南吉は中学時代、そして結核を患い29歳の短い生涯を閉じる直前までの時期を主に岩滑で過ごしました。
南吉生家.jpg

南吉の生家は戦後に一度人手に渡りましたが、後に半田市が買い取って復元し現在に至ります。

新美南吉の養家

南吉が4歳の時に実母が亡くなり、2年後に父が再婚し弟が生まれます。そして、8歳になると、南吉は母方の祖母に養子に出され、この家で暮らすようになります。しかし、この家での暮らしになじめなかったため、わずか4か月で実家に戻りました。
南吉養家.jpg

寂しい幼少期を過ごした南吉は、後の作品でその経験について書いています。南吉が若干18歳のときに書いた「ごんぎつね」は、そんな経験が基になっているのかも知れません。それでも南吉と家族との間には交流があり、異母弟とも仲が良かったそうです。

ごんのふるさと、権現山と矢勝川

こちらは権現山(ごんげんやま)、ごんぎつねが住んでいたとされる山です。権現山は半田市の隣町の知多郡阿久比町にあり、南吉の生家からは北西の位置にあります。物語の舞台となった当時は、この山にも実際にキツネが生息していました。ごんは、この山で栗やマツタケを取って、兵十の家まで持って行ったのでしょう。

権現山.jpg

権現山は南吉が幼少期を過ごした生家と養家からも見ることができます。南吉はこの山を眺めながら、ごんと兵十の物語を心の中で紡いでいったのですね。 矢勝川.jpg 権現山のふもとに、半田市と阿久比町との境界となっている矢勝川(やかちがわ)が東西に流れています。ごんぎつねの時代には、この川でウナギ漁が行われていました。兵十もこの川辺で母に食べさせるウナギを取っていたのでしょう。

矢勝川は「300万本の彼岸花」としても地元でよく知られており、秋になると川岸では彼岸花が満開となり、一面が真っ赤に染まります。特に夕日との景色は圧巻で、一見の価値アリです。ぜひ実際に訪れてご覧になって下さい!
彼岸花4.jpg この彼岸花は南吉の死後の後世に植えられたものです。それでも真っ赤な彼岸花を群れを見ると、物語の結末の後に、兵十に弔われたごんがこの地で本当に眠っていて、ごんの思いが彼岸花になって今でも咲いているのでは...と想像が膨らみます。南吉も童話の世界が蘇るこの風景を、きっと楽しんでいることでしょう。

新美南吉記念館

矢勝川の川岸から道路を挟んで南側に新美南吉記念館があります。建物のデザインがユニークです。
記念館.jpg

ここでは新美南吉に関する史料が展示されています。「ごんぎつね」をはじめ、同じく有名な童話「てぶくろをかいに」の場面を再現した展示があります。
南吉の作品に登場する人物の多くは、故郷の半田市岩滑の人がモデルになっているそうです。ここで、南吉の作品に込められた思いを知るヒントが見つかりそうです。

記念館外.jpg 記念館の外の敷地には童話の森と芝生の広場があり、散歩にぴったり。子どもが夏には大喜びで遊ぶような水辺があります。
屋根付きの休憩所も整備されています。

新美南吉の生家から出発し、矢勝川沿いを権現山を眺めながら、新美南吉記念館までは、無理なく歩いて散策することができます。
地図.jpg※新美南吉生家付近のガイドマップの看板の一部分を撮影

南吉の生家、養家、記念館にはそれぞれ駐車場がありますので、車でも訪れることが可能です。また、矢勝川周辺を通るサイクリングロードが整備されているので、景色を楽しみながらのサイクリングもいいですね。
きつね.jpg
物語の舞台となった場所を訪れて、ぜひ原作を読んでみて下さい。話の臨場感を肌で感じることができ、登場人物が実在していたに違いないという思いに駆られます。

その他にも、半田市内とその周辺には新美南吉にまつわる史跡や記念碑がたくさんあります。興味があれば探してみて下さい。

※新型コロナウイルス感染症の対応に伴い、施設が閉鎖や一部使用できない可能性があります。
詳しくは該当施設の公式HP等をご確認ください。ご利用の際は、各自治体の方針に沿ってご利用ください。



新美南吉とごんぎつねのふるさと半田市の物件はコチラ


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