2019年5月11日・12日には岡崎市の能見神明宮にて「能見神明宮大祭」が行われます。
菅生神社、岡崎天満宮の祭礼と並ぶ、岡崎の三大祭の1つにもなっている有名なお祭りです。
岡崎市観光文化百撰にも選出されています。
クライマックスは2日目の19時20分ごろの「山車宮入り」。各氏子町の山車8台の提灯が一斉に点灯され、各町を回り神明宮へ向かっていくもので、幻想的かつ、活気に溢れた雰囲気を味わえます。
祭りの歴史
歴史は平安時代中期までさかのぼります。
能見の郷を開いた源頼義の家臣が一神祠を建立。そこに神明を勧請したことが始まりと言われています。 戦国時代末期に、豊臣政権時には田中吉政(岡崎城の改修などを行った)の整備により、現在の場所に移転し再興されたそうです。
源頼義は有名ですが、本人ではなくその家臣によってこのあたりが開拓されていたのですね。
お祭りの内容
内容ですが2日間かけて行われます。まずは山車のお祓いから始まり、8つの山車がそれぞれの町に向かって出発。 その間は境内の神楽殿で「乙女の舞」が奉納されるなど神事が続きます。夜になると「宵祭り・山車揃え」が開催。これは能見不動尊前交差点から西にのびる参道に、8つの山車が集結。そして境内では子供練り込み花火と神前奉納花火(手筒花火)が行われますが、迫力があり見ごたえたっぷりです。
そして2日目は「御神輿渡御」と稚児行列や町曳きのあとは、再び山車が境内に戻ります。そのときに提灯に明かりが灯され、見事な風景を楽しめます。
賑やかな参道と、山車を曳く活気や幻想的な風景など時間によって楽しめる景色が違ってきます。 2日目のクライマックスが見どころですが、1日目の手筒花火や2日目日中の町曳きもぜひ見ておきたいところです。
今週末に開催されるので、お時間のある方は見に行ってみてはいかがでしょうか。 GW中に各所で行われた山車祭りを見逃した方にもオススメです。
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