妙興寺は臨済宗の禅寺です。実はここは尾張地方でも最大のお寺の一つで、五山級の禅院なんだそうです。
特に室町時代から残る重要文化財「妙興寺勅使門」が見どころ。
広くて美しい庭を散歩するだけでも楽しそうですね。
さっそく妙興寺の魅力を見てみましょう。
国の重要文化財「妙興寺勅使門」、庭の散策が楽しい
広いお寺の中の散策が楽しめます。
勅使門とは、後光厳天皇の勅願によって建立されたと
言われる四脚門。
本格的な禅宗様式の門のこと。
これが室町から残っている門というのがすごいですね。
こちらが詳しいです。
妙興寺(愛知県一宮市大和町妙興寺妙興寺境内)- 日本すきま漫遊記
無刀取りの発祥地
皆さんは剣豪柳生石舟はご存じですか?
柳生石舟の無刀取り発祥の地でもあるという妙興寺。
無刀取りとは、剣を持った相手と対峙しているにもかかわらず、
自分は素手のみでそれを受け止め相手から剣を奪うというスゴイ技です。
なぜ発祥かというと、上泉信綱が妙興寺で修行していた時、
乱心者を素手で取り押さえたのだそう。
それを見て、柳生石舟は無刀取を思いつき、完成させたのだそうです。無刀取りは柳生新陰流の1つの伝統ある技の一つです。
坐禅会もある
今は心を洗いたいブームです。その中でも人気なのが気軽に参加できる坐禅会。
妙興寺は坐禅会もあるようです
。週末、疲れた心と身体を休ませに座禅してみるのも一考。
毎月1日・15日午後6時頃~午後9時頃まで(1月1日、8月15日は休み)開催しているそうです。
妙興寺はお寺として、のんびり散策したり、リラックスできる場所なのではないでしょうか。