ユピテルハウスの新築物件の構造のお話です。
今回は床金物についてお話します。
ユピテルハウスは基本構造の区分としては
木造枠組工法です。ツーバイフォー工法と言ったほうが
皆様ご存知だと思います。
ツーバイフォー工法では、一般的に2×10材(38ミリ×235ミリ)を
床の根太(ねた)材に使用します。
その2×10材を間取りに応じて、1本にしたり、2本を釘打ちで合わせて2枚や3枚にしたりして
構造設計をもとに部材を決めて行きます。
特に、集中荷重が予想されるか所は2×10材ではなく
床に集成材を梁(はり)として使用します。
集成材は強度が大変優れていますので
現在、木造住宅では広く使用されており
今後も、大規模開口や、耐震構造になくてはならない
部材です。
さて、床の金物のお話ですが、
床根太(ゆかねた)をしっかりと受けて、緊結する目的として
床の金物があります。
床根太(ゆかねた)によって、様々な金物の種類の中から選択して
取付を行います。
金物によって、使用する金物釘の長さの種類が違いますので
職方さんは注意して工事をしています。
最後に、金物一つで強度が上がることもあります。
たかが金物、されど金物、
と思いつつ
現場で、設計図面を手に、赤色ボールペンで
金物チェックをしております。