7月12日から14日までは西尾市で西尾祇園祭が行われます。
約400年前から行われていて、歴代藩主の奨励を得ていた由緒あるお祭りです。
見どころは13日に開催される「祇園祭」。 伊文神社神輿をはじめ、町衆による大名行列・獅子舞が街を練り歩き、華やかなムードになりますよ。
西尾祇園祭の起源
西尾祇園祭はもともと伊文神社が行っていた疫病除けの神事。
宝永3(1706)年に初め御旅所が設けられ、西尾城内の御劔(みつるぎ)八幡宮に神輿を渡御し、伊文・御劔両社の神様同士の「ご対面」を行う形となっていきます。
本来は町人は本丸には入れなかったのですが祭りの時の特例として許可されていたようです。
さらに藩主たちはこのお祭りを純粋な町人の祭として尊重していたようで、武士の介入を禁じていました。そのため祭りの日、藩士たちは自宅から行列を眺めるにとどまったそうです。
藩主たちの懐の深さ、神様への畏敬の念を感じられる歴史がいいですね。
西尾祇園祭の見どころ
まずは13日の15時からの、神輿が伊文神社を出発するところ、16時ごろ御劔八幡宮の神様と神輿に載った伊文神社の渡御しは必見です、これがこのお祭りのキモとも言えるでしょう。
さらに夜はお神輿が市街地を巡行、また御旅所に戻るシーンも圧巻です。最後は獅子舞が泣く仕草が見られますが、こちらは夜22時頃とちょっと遅め。お子様は眠くなってしまって見られないかもしれません。かつて各ねり物の先頭を努めていた「梵天」は、年に一度しか見られないものなので、こちらもチェックしておきたいところです。
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