大嘗祭とは天皇の即位後に初めて行われる新嘗祭のことを言います。新嘗祭とは、毎年11月に天皇が行う収穫祭です。その大嘗祭に用いる新米を収穫する田んぼんのことを、悠紀(ゆき)斎田と主基(すき)斎田と呼びます。
斎田は東日本(悠紀斎田)、西日本(主基斎田)それぞれ1 箇所選ばれることになっています。ちなみに今年は29年ぶりの大嘗祭が行われますが、斎田は栃木と京都とに決定しました。
実は大正天皇即位の大嘗祭のときには、愛知県も選ばれていて、その場所は六ツ美村中島(岡崎市中島町)です。これは非常に名誉あることで、その時に行われた「お田植え唄」「お田植踊り」や装束・用具が保存・伝承されていて、毎年お田植え祭りを行っています。今年は140周年目の記念イヤーで、6月2日に御田植祭が開催されます!
御田植祭のイベント
お田植えみんなでアートや、お田植え踊りなどのダンス等の披露や、地域の中学の吹奏楽部の演奏が行われます。お練り踊り、斎田お清め儀式、田ならし、苗うち、お田植え、斎田周りの踊りなどの伝統行事は15時より開催です。大正天皇時代の大嘗祭を知りたい方は、奈良県五條市の登録有形文化財「藤岡家住宅」にて、6月22日まで「大正天皇御即位時の「大嘗祭悠紀斎田記録」展が開催されています。
今年は新天皇の即位があり、29年ぶりに大嘗祭が行われます。その儀式用の米の収穫地域を決める「斎田点定(さいでんてんてい)の儀」で、栃木県と京都府が選ばれました。大正天皇の時には愛知県が選ばれていたのは非常に名誉なことだなと思いました。雨天決行だそうなので、歴史ある御田植祭に行ってみてはいかがでしょうか。
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