5月2日と3日は毎年「知立まつり」が行われます。
このお祭りは知立神社の祭礼で、1653年の江戸時代から続く伝統的なお祭りです。
特徴は山車の上で文楽とからくり人形芝居が上演されることで、山車の上で上演するのは日本全国知立だけなのだそうです。
その文化的価値の高さから「国指定重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産」に、「知立の山車からくり」が認定されました。ゴールデンウィークまっただ中ですので、お出かけ場所を探している方にオススメのお祭りです。
これも珍しい!地元の人が作ったからくり

お祭りのからくりの多くは専門家が作っていますが、知立まつりのからくりは、首の部分以外は町の人の手作りです。 手作りゆえ材料はありあわせの雑木、精巧さも専門家ほどではないにせよ、手作りだけでここまでできるというのがすごいですよね。
3人遣いの人形浄瑠璃芝居の文楽を、山車の上で上演するのは知立のみ。 このお祭りの歴史は、江戸時代から250年余。 現在は4台の山車で「三番叟」「傾城阿波の鳴門」などの演目を上演しているそうです。
知立まつりは間祭と本祭が隔年ずつあり、間祭りは山車はでますが「山車文楽」と「からくり」はありません。 平成30年の今年は本祭なので、からくりも文楽も上演がありますよ!
今年は本祭り。お祭りのスケジュール
今年の知立まつりのスケジュールです。5月2日は試楽で各町内を巡回します。 午前10時に各町を出発し、午後2時頃から神社に山車が入ります。 午後4時には神社から各町へ戻っていき、夜間は提灯がともされてこれまた幻想的な山車が見学できます。
3日は午前9時頃から各町を出発し、神社を目指します。 その間午前11時に、知立神社にて神事が行われています。
午後0時半くらいに神社に山車が揃い、午後2時から山車文楽・からくりの上演が行われます。 からくりが見たい方は2時頃までに、知立神社に行くのが良さそうです。
珍しい山車の上での文楽とからくり上演、今年を逃すと再来年になるのでタイミングが合う方はぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。
知立まつりのある知立市の物件はコチラ