春日井市は「ハニワ」が有名だということをご存知でしたでしょうか? 同市の下原古窯跡群から、約1500年までに大きなハニワが作られていて、国指定の史跡「味美二子山古墳」に並べられていたという歴史があるそうです。
古代の歴史がシッカリ残っているなんてスゴイですね! その歴史を讃えてのお祭りとして、「ハニワ祭り」が毎年10月に開催されています。
ハニワ祭りでは、事前に有志で作ったハニワを野焼きして緑道などに並べてもらえるそうですよ。 今年のハニワ制作は9月9日、10日と開催されて、現在参加者募集中です。 最近は古墳女子という、古墳を愛する女性たちも多いようですのでこのイベントはたまらないのではないでしょうか?
春日井市のハニワと古墳の歴史
二子山古墳は、現在公園とハニワの館が併設されている市民の憩いの場となっています。 この二子山古墳の歴史ですが、6世紀初頭に作られたものと見られています。
詳細な歴史はウィキペディアより引用します。
前方部主軸を北西30°に向けた前方後円墳で墳丘は全長96mの2段構築となっており、北東側に造出の存在が確認されているほか、墳丘を取り囲む盾型の周濠を持つ。同古墳には隣接して味美白山神社古墳と御旅所古墳があり、500mほど北西にある味美春日山古墳などとともに、味美古墳群を形成している。なお、主体部(埋葬施設)は不明だが、後述する複数の調査から築造時期は6世紀初頭とみられている。
ここに飾るためのハニワを下原古窯跡群で焼いて、持っていっていたそうです。 発掘調査で出てきたハニワは、ハニワの館で展示されています。 もっと詳しく古墳の歴史を知りたい方は、ぜひ「ハニワの館」にも足を運んでみてください。
2日で完成させる大きなハニワづくり
春日井市では毎年「ハニワ祭り」が行われていて、市民が1ヶ月前にハニワを制作し、「ふれあい緑道」や「ハニワの館」に展示しているそう。

そのハニワ制作が今年は9月9日、10日と陶芸家の先生の講習を経て、2日間かけてハニワを仕上げます。 募集ページの写真を見る限り、大きさは30センチ以上はありそうな、大作になりそう模様。 こんな大きなハニワが作れる機会はそうそうないので、非常に気になっています。
作ったハニワはお祭りで野焼きされるとのこと。
炎の中で焼かれるハニワもなかなかシュールです。
参加方法は、春日井市のホームページより引用します。
まだ参加枠があるようなので、滑り込み参加もできそうです。
はがき(1組1枚・往復ではない)、ファクス、Eメールに参加者全員の住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号、代表者に丸印、初参加の人に「初」と書いて、文化財課内ハニワまつり実行委員会事務局へ 春日井市教育委員会文化財課内ハニワまつり実行委員会事務局
〒486-0913 春日井市柏原町1丁目97番地1(春日井市立中央公民館内)
古墳女子、ハニワ好き、工作好きの方、お子様連れもいるので家族での参加もおすすめです!
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