愛知県は日本で一番寺院数が多く4649寺もあるそうです。ご存知でしたか？ そんなお寺がたくさんある愛知県の中でもひときわ目立つ巨大大仏を3つピックアップしてみました。
1・布袋大仏（江南市）
江南市にあるコンクリート製の住居一体型薬師如来坐像で、高さ18メートルで奈良の東大寺の大仏よりも2メートルほど大きいとのこと。電車の中から突如見える大仏として、有名な大仏です。
ウィキペディアから引用します。
1949年、当時名古屋市できゅう師を営んでいた前田秀信（当時43歳）が、夢告により大仏造立を決断、独力で造像を進め、5年後の1954年に完成した。像は高さは18m、コンクリート製の露坐である。像高は「奈良の大仏」として知られる奈良・東大寺大仏殿の本尊像よりも2メートルほど大きく、個人所有のものとしては最大級の仏像である。参道入口の石標は「御嶽薬師尊」で、木曽御嶽山信仰をもとに造立されたものである。
なんと個人でつくった大仏なのですね。大仏の裏には「大佛治療院」が併設されているようです。線路沿いにあるので、電車と大仏の写真も撮れたりします。
2・一畑山薬師寺（岡崎市）の薬師如来涅槃像
岡崎市にあるお寺でせ8.94メートルの薬師如来涅槃像が拝めます。 なぜ8.94なのかというと、「薬師（やくし）」に合わせたそうです。 仏像には約10センチ四方の金箔3万枚が貼り付けられているとのこと。 この大きさの涅槃像は結構珍しいと思います。
AICHI NOWから引用します。
涅槃像の下を通り抜け、本尊の裏側を通って足の裏を触ることもできる「胎内巡り」も行っています。 「99% 不可能」と言われた地層から薬師如来のお告げのとおり湧出した御霊泉（温泉）もあり多くの人々が訪れています。
胎内巡りとはなかなかレアな体験ですね。しかも御霊泉という温泉もあります。 こちらは祈祷を受けた人しか入れないので、プラっと行って入れると思っているとがっかりする可能性が。 一度確認していきましょう。ちなみに何でもご利益があるそうです。
3・蒲郡市の金剛寺の子安大仏
蒲郡あたりを走ると必ず見えてくる巨大な仏像。 こちらは金剛寺の子安大仏で、高さは子安大師像は身長18.7メートル、台座7メートルの大師像としては「東洋一」の大きさとされる大仏です。
金剛寺の公式サイトより引用します。
当時名古屋の有力者であった方が建立されました。 大財閥であったのですが、3代続けて養子が入り子宝に恵まれませんでした。 そこでお大師様を信仰したところ、子宝に恵まれたことから感謝の意をこめて金剛寺を建立し子安大師像を作られたということです。
この逸話と名前どおり、子宝祈願のできる大仏です。
子宝の前に結婚、その前に恋人ということで、「ラバーヒルトップ」という恋人の聖地みたいなものもすぐ近くにあります。
仏像好きからすると、優しい顔立ちの大仏に癒やされるという声も多いです。
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愛知県で大きな大仏めぐりをぜひ楽しんでみてください。
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