稲沢で有名なものといえば、イチョウ、はだか祭の他に、植木・苗木も入るというのはご存知でしたか?
実は稲沢は、埼玉県川口市、大阪府池田市、福岡県久留米市とともに、4大産地の1つとして、たくさん植木や苗木を生産しているのです!
植木・苗木の歴史
そもそも植木苗木がなぜ稲沢でたくさん生産されるようになったのでしょうか。
稲沢市のホームページによると、国分寺の住職が苗木生産技術を広めたのが始まりのようです。
詳しく稲沢市ホームページにその経緯が書いてあります。
稲沢市の植木・苗木生産の歴史は、嘉暦3年(1328年)に、市内の円興寺(現矢合町国分寺)の住職柏庵禅師が、中国から柑橘苗木の生産技術を持ち帰り、近隣の農家に伝授したのが始まりです。当時から戦前までは、桑苗・山林苗が主体でしたが、以後果樹苗木生産に移行するとともに、全国的な緑化ブーム(昭和40年代~)の影響により、技術を生かした稲沢固有の特色を持つ庭園用樹木(特に形の整った枝つくりのもの)の生産が主流になりました。
今日では埼玉県川口市、大阪府池田市、福岡県久留米市とともに、我国4大産地の1つとして、その流通においても稲沢市を中核とする全国的な一大流通圏を形成しています。
ホームページには、なんと植木のお手入れの方法まで詳しくまとめてあります!
ちなみに国分寺は、毎月3日に開催されれるマルシェでお馴染みのお寺です。
4月には植木まつりも開催されています
植木・苗木に親しみのある街として、4月には2週間ほど、国府宮神社で植木まつりが開催されています。
たくさんの植木のお店や農産物などのお店が出店したり、誕生日の木のコーナーがあるなど楽しいラインナップです。
来年ぜひ参加してみたいなと思いました。
もう少し植木や苗木について知りたい方は、愛知県植木センターに行くとさまざまな講座などがあり、植物に関して教えてもらえるようですよ。