ユピテルハウスの新築物件の構造のお話です。
今回は帯金物です。
壁 S-56・S-65 (帯金物)
外壁の主に出隅・入隅部や外部開口部の端部に設置をします。
上の写真は玄関付近 下の写真は1階の壁と小屋壁の部分
金物が薄いから効果はないのではと思われますが
帯金物は鉄の材質の特性を活かした大変有効な構造金物です。
当然、しっかり釘を打ちます。(ZN-65亜鉛メッキ)長さ65mm
地震時に建物が揺れる際に土台と壁が離れるの防ぐ為に効果を発揮します。
土台と壁を引っ張って離れないようにするのです。
大きな被害がおきた
阪神大震災の発災後に、建物損壊を免れた建物の調査のおいて
帯金物が少し変形はしていましたが、破断(切断)は見られず地震の揺れを押さえる効果が
確認されました。
実際にその後、耐震基準の改定で帯金物の設置の基準が追加され
こんにちに至っています。
次は、床の金物・屋根の金物をご紹介いたします。
その時はよろしくお願いします。