何年か前に、山陰地方(鳥取県・島根県)を巡る旅行に行ってきました。
その帰路に、一度は立ち寄りたい映画のロケ地に目指して、岡山県の山間の道を車を走らせました。
映画 八つ墓村
の多治見家(物語の舞台)のお屋敷
(いまでも、このお屋敷のシーンはインパクトがあり覚えています。)
いよいよお屋敷の姿が目の前に現れた時、思わず
八つ墓村のたたりじゃ と叫んでしまいました。
実際は江戸時代からの銅山経営と硫酸鉄の製造で巨大な富を築いた
広兼邸という大庄屋さんのお屋敷跡です。
現在は岡山県高梁市の歴史的保存建造物で一般に公開されており、
邸宅内部を見学をすることができます。
かなり山間の中にあり、交通の手段も限られた時代で
当時はさぞかし賑わいがあり、殷賑を極めた邸宅だったと思うと
歴史の重みを感じます。
これからも、長く歴史的建造物の保存されていってほしいと
思うのでした。